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De qui s'agit-il?



アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌
"De qui s'agit-il?" Retrospective de Henri Cartier-Bresson


行って来ました!
元々、私が最も尊敬してやまない写真家ロバート・キャパが仲間と創設した写真家集団マグナム・フォト。
アンリ・カルティエ=ブレッソン、彼もまたその創設者の1人です。
2年ほど前、ロバート・キャパ展が横浜で開催された際に行ってきたのですが、
その他のマグナムメンバーの写真を生で観る機会は今回が二度目だと思います。

「決定的瞬間」をとらえた写真家として知られるフランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン。彼は絵画を学んだ後、
1930年代初頭に、本格的に35mmカメラで写真にとりくみはじめます。
ここが自分に似ているなぁと興味を持ち始めたのですが、
邦題である「知られざる全貌」とありますが、それよりも、私たちの生まれる以前の時代や、人、文化、宗教、
そういった現代でもありふれたテーマであるけれど、生まれる以前の知らなかったことが、写真が教えてくれる。
そんな写真展だったと思います。
例えば、「ベルリンの壁って、最初はこんなに低い壁だったんだ~」とか
「マティス(画家)ってこんな表情もする人だったのね。」などと、
その時代に生きていなければ分からないようなことを、写真を通して知識として培うことができる。
そういった点ではとても勉強になる写真展だったと思います。

ただ、事前に何もチェックして来なかった方は、
もっと戦争写真的なものが多くあるんだと思われていたようで、がっかりされている方もいましたが、
私はタイムマシンが無い限りは見てくることができない時代を、
これだけの短時間で、たくさんの国の歴史を観れて楽しかったです。

また、貴重な「本人がプリントした、数十点のヴィンテージ・プリント」は今回日本では初めてらしく
私も観てきましたが、構図やトリミングなどが面白かったです。
また、マグナム財団の保存の質に感銘を受けました。
多少黄ばんでいる部分はあるものの、鮮明に美しく当時の写真を観ることができます。

ロバート・キャパはとても有名な戦争写真家ですが、アンリ・カルティエ=ブレッソンはそこまで有名じゃないのかなぁと思いきや、今日はたくさんの来場者が来ていました。

東京国立近代美術館にて、明日まで公開されています。
興味のある方は午前中の早い時間に行くことをオススメしますよ♪
(上のタイトルリンクからサイトに行くと、割引券をプリントできますよ!)

いやぁ~それにしても、ロバート・キャパといい、マグナム・フォトの写真家さんはイケメンが多い!





アンリ・カルティエ=ブレッソン Henri Cartier-Bresson (1908-2004)
1908年フランス、セーヌ=エ=マルヌ県シャントルーに生まれる。
画家を志しパリでアンドレ・ロートに学んだ後、
31年から翌年にかけアフリカ象牙海岸に滞在中に写真を撮り始め、
小型カメラ「ライカ」で撮影したスナップショットが注目される。
30年代後半には映画監督ジャン・ルノワールの助手を務めるなど映画制作に従事。第二次大戦中は従軍し、
ドイツ軍の捕虜となるも脱走、レジスタンス活動に加わり、大戦末期にはパリ解放などを撮影した。
戦後47年にロバート・キャパらと写真家集団マグナム・フォトを結成、以後インドや中国、
アメリカ、旧ソヴィエト(当時)、そして日本など、世界各地を取材した。
52年に初の写真集を出版、そのアメリカ版の表題『決定的瞬間(The Decisive Moment)』は、
カルティエ=ブレッソンの写真の代名詞として知られることになる。
スナップショットによって、日常のなかの一瞬の光景を、忘れがたい映像へと結晶させる作品は、
同時代の写真表現に大きな影響を与えた。
70年代以降はドローイング制作に専念、2004年フランス南部の自邸で死去した。(サイトより抜粋)

こちらのサイトで何枚か今回の作品展の写真が観れます。→

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