
「童話に伝わるそれとは違い...」
男は女に人魚姫の話を語りはじめる。
昨日はPCとスキャナーの相性が悪いのもいいとこで、
たった5枚の写真をスキャンするのに丸1日かかってました。
容量が大きいとはいえ、1日つきっきりは痛い。
それでも、何もできない時間は、素人さんの小説を読んだりとまったり。
上の文章は、人魚姫は本当は海の魔女ではなく、愛する男によって人間にされたんだと、
男が女に話し聞かせるシーンの部分。
その美しい声を損ねることもなく、恋人と永劫の愛を分かち合ったのだと。
幼い頃、たくさんの童話を読んだけれど、どうしても納得いかなかったのがこの人魚姫の話。
シンデレラも白雪姫も、眠り姫もみんな最後は素敵な王子様と幸せに暮らすのに、
子供用の童話に似使わないほどのエンディング。
泡になって消えてしまう人魚姫が不憫というよりも、
今までの生活や仲間まで捨てて人間になれたのに、
今度は愛する男のために泡になってしまうというのが理解できなかった。
子供だったからかなと思ったけど、大人になった今でもやはり納得いかない最期です。
だからか分からないけれど、上の“物語”を読んでいて、
こちらのほうがずっとリアルなんだけど、ずっと童話のような話だと思ったり。
泡になって消えてしまえばそこで綺麗に終われるけれど、
結ばれてしまえば、そこから色々な困難に2人で立ち向かうわけですもんね。
童話にリアルさを求めてもしょうがないんですけど。
とにかく、泡になって消えない人魚姫のお話が知れてなぜか安心した私です。
そうそう!ちょっと面白いのが、
自分の恋人や友人に自分が童話のお姫様だったら誰かな?って聴いてみると、
相手が自分をどう観ているか面白いですよ。と言われたことがあります。
私もついこの前それを思い出して、彼氏さんに聞いたのですが、
「うーん、Ruiはリボンの騎士かな♪」と言われました。
童話じゃないじゃん。。。と思いつつ治虫好きな彼氏さんらしいチョイス。
ということで、私は天使チンクのせいで男の心と女の心を持つサファイア王女だそうです(笑)
闘ってるのね、常に。
ちなみに私の友人は彼氏に聴いたらおやゆび姫だと言われ、
「中身じゃなくて、身長を言われた気がする(怒)」と言ってました。
みなさんも恋人やご友人に聴いてみてください。
さて、昨日スキャンした写真を印刷しなくては。
昨日カレンダーで日にちを数えたことを後悔した女がここにひとり。
写真:
かなり前に同じような携帯写真を載せたことがあります。
水族館、また行きたいな、あの子たちと♪